朴(ほう)の花と糸を引く種

2005年06月30日

朴の木(ほうのき)には、大きな白い花がつきます。よい匂いですが、とても強い匂いなので、近くで嗅ぐとムッとします。

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hobahana-3.jpg秋になり、葉が枯れて落ちる頃、中にたくさんの赤い種子の詰まった実が落ちてきます。この赤い種子を引っ張ると、白い糸が出て実とつなっがっています。時期を逃さなければ、木についたままの熟した実から白い糸でぶらさがっている赤い種子を見ることができます。その白い糸は、胚珠の中を通っていた「導管」(水を通す管)なのだそうです。

hobahana-4.jpghobahana-5.jpg右の写真は朴の木と同じモクレン科の辛夷(こぶし)の実ですが、種子が白い糸でぶら下がっています。



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「ほうば巻」を作りました

2005年06月25日

hoba20050625-5.jpghoba20050625-6.jpg朴の木の葉(ほうば)のいい香りを満喫したくて、木曽の方からほうばを使ったお菓子「ほうば巻」の作り方を教えていただきました。倶楽部のメンバーにコープながの塩尻センターの職員の皆さんも加わって、にぎやかにほうば巻を作りました。

材料(15〜16個分):米粉500g、小麦粉50g、小豆300g、砂糖500g、ほうば
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ほうばの葉につつんだら、蒸し器で20分程度蒸してできあがりです。
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塩の道(栂池〜南小谷)を歩いてきました

2005年05月30日

shio20050530-1.jpgその昔、日本海から塩や海産物を運んだ千国街道・塩の道を歩きました。私たちは栂池松沢口から塩の道に入り、親の原百体観音、牛方宿、弘法の清水、千国の庄史料館などを経て南小谷駅まで、日本海へ向かうおよそ12kmの道のりを歩きました。いつものことですが、道端の草花などをゆっくり「感」察しながら時間をかけて歩きました。

shio20050530-2.jpgこの日の空は1日雲に覆われていましたが、風はさわやかで、気持ちの良いハイキング日よりでした。標高が高いため、菜の花やチューリップなど春の花も楽しむことができました。

shio20050530-3.jpgshio20050530-4.jpgハイキングコースとして整備されているとはいえ、道の傾斜がきつくて石がごろごろしているところもあり、牛や人が重い荷物を担いで登っていた当時はほんとうに過酷な旅であったろうと想像することができました。

千国街道はところどころ車の通る舗装道路を通りますが、舗装道路を降りるとホッとします。やはり、アスファルトやコンクリートで固められた道より石ころや草の道は足に心地よいと感じます。
舗装道路から山の道に入るところや分かれ道には案内の柱が立っているのですが、少々わかりにくいものもあって、迷いながら進みました。

下の写真は道端で出会った草花です。気持ちが悪いので写真は撮りませんでしたが、表面の模様がマムシに似ているというマムシ草があちらこちらで見られ、見つけるたびにギョッとしました。

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福寿草はパラボラアンテナ

2005年03月20日

hukuju-1.jpg福寿草はお天気が良くないと花は開きません。開いた花は、パラボラアンテナによく似ています。この形で、お日様の熱を集め、まだ寒い時期にやってきた昆虫を暖めて、受粉によい環境を作っていると思われます。私たちが見に行った時にも、ハチの仲間が、やってきていて、こんなに早くから昆虫たちが活動していることに、驚きました。
しかし、実はこの花たちは、雪がとけてからでなければ、咲きません。被写体としては、雪の白と、花の黄色のコントラストは魅力的ですが、「雪がとけて花が咲き、その後でもう一度雪がふり、その雪がとけないうちの晴れた日」という条件が整わなくては、撮れないものなんですね。

hukuju-2.jpg日本の福寿草は、多年草なので、基本的には地下茎で増えますが、昆虫に受粉を助けてもらって、種もつけます。種は緑色で、あまり目立ちませんが、種をつけた後、地上部は枯れて、来年の春まで休眠するのです。この種は、およそ5年を経て、ようやく花を咲かせるのだとか。
一方、ヨーロッパでは一年草の、赤い花をつける福寿草の種類が主流で、こちらはアドニスと呼ばれています。ヴィーナスに愛されたうつくしい王子「アドニス」が、イノシシのきばにかかって死んでしまい、その時流れた血の後に、この花が咲いた、というギリシャ神話に基づいています。

お日様があたっていない時も、花を両手で囲んで、暖めてやると、花が開く、という文をみつけました(ピッキオ編・著「おもしろ花のフィールド図鑑・春」実業乃日本社)。今回は晴れていたので、実験することはできませんでしたが、曇っている時に、近所の福寿草でぜひ、試してみたいと思います。

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東築摩郡四賀村の福寿草を見てきました

2005年03月10日

hukujiso20050310-1.jpghukujiso20050310-4.jpgところどころに雪が残る東築摩郡四賀村(4月から松本市になります)へ福寿草を見に行きました。四賀村ではこの時期「福寿草まつり」が開催されていて、福寿草を見に来る人たちのための駐車場や遊歩道が作られています。
私たちが行ったこの日は平日でしたが、お天気が良かったこともあって、信州の早春を楽しむ人たちがたくさん見られました。

hukujiso20050310-3.jpg北向きの色のない斜面に、たくさんの黄色い小さな花が咲いていました。雪が融けた地面から顔を出し、お日様を仰ぎながら精一杯花を開かせている姿がとてもけなげで、かわいらしくて、ひとつひとつ立ち止まってはほほえましく「感」察させてもらいました。

hukujiso20050310-2.jpgところで、どうして福寿草は雪が解けたばかりのこの時期に花をさかせるのでしょう。お日様の光を独占できるからでしょうか? 他の花が咲いていないので、虫が寄ってくるからでしょうか? 不思議です。調べてみたいですね。


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